琥珀にロマンを求めて
琥珀の基礎知識

琥珀の産地1

みなさんは、琥珀の産地がどこかご存じですか?

琥珀の埋蔵量は少なく、採れる地域も限定されています。その中でも琥珀の産地として世界的にも一番有名なのが、「バルト海沿岸」になります。ヨーロッパに出回っている琥珀の多くは、この「バルト海沿岸」で産出されたものだと言われているんですよ。

「バルト海沿岸」について

バルト海沿岸それでは、琥珀の産地として一番よく知られている「バルト海沿岸」の説明をしましょう。「バルト海沿岸」で、琥珀が産出される国といえば、ロシア、ポーランド、ドイツ、デンマーク、リトアニアなどが挙げられます。

その中でも琥珀が一番多く埋蔵されているところは、ロシアとポーランドとリトアニアに囲まれている地域で、そこにはカリーニングラードという街があります。

ロシアの最西端にある、このカリーニングラードには世界の琥珀埋蔵量の約85%があるとされています。「バルト海沿岸」で産出される琥珀は、レモン色っぽい黄色、またはオレンジ色をして、濁っているものもあれば、透明なものもあります。とくに、透明な琥珀にはよく昆虫が入っているんですよ。それでは、これから「バルト海沿岸」の国々を見ていきます。

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世界最大のロシア

ロシアロシアは世界最大を誇る国土に、約1億4190万人の人々が暮らしています。その民族は、100以上にものぼると言われています。

ロシアは多くの国と隣接し、伝統的なものを守りつつも、様々な文化を取り入れるとともに、経済的にもまだ発展中の国です。さらに自然にも恵まれているんですよ。

この豊かな自然があるからこそ、良質な琥珀ができるのだと思います。けれど、琥珀製品となると話は別です。民芸品やアクセサリーなどを扱っているお店なら、たいてい琥珀を売っています。

最近はロシアでも素敵なデザインの琥珀製品を見かけるようになったとはいえ、よほどちゃんとしたお店でない限り、まだ細工雑なため良いものがない…というのが実際のところです。とはいっても、ロシアでは日本よりずっと安く琥珀を買えるというのはやっぱり魅力的ですね♪

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大自然に囲まれたポーランド

ポーランドポーランドはドイツ、ロシア、リトアニアなどと国境を接する、人口約3863万人の国です。海と山に挟まれたポーランドでは、全人口の約25%が農業と漁業で生計を立てています。

豊かな大自然に囲まれた、昔ながらの素朴な風景がポーランドには残っているんですよ。短い夏を楽しもうと、初夏ともなると街中は大勢の人でにぎわいます。

昔、アーバンロードがあったのも、このポーランド…。ポーランドもまた、琥珀で有名な国の一つに数えられます。わざわざ琥珀を買うために、ポーランドを訪れる人も多いといいます。琥珀工芸は、ポーランドで一番古い民族工芸と言えるでしょう。ポーランドの琥珀は、若い年齢層の人にも好まれる可愛いデザインが多いことも特徴的です。

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個性的なドイツ

ドイツおいしいソーセージとビールの国、ドイツ♪ドイツは人口約8231万人の、個性的な文化を持つ国です。ドイツが面白いのは、訪れる街によって受ける印象が全然違うことではないでしょうか。

観光の国とも言われている理由は、そんなところにもあるかもしれませんね。ドイツの琥珀も有名で、日本にはないドイツ独特のデザインがたくさんありますよ!

しかも、安いのでお土産にも最適です。とくに、リブニッツ−ダームガーデンという街は、琥珀の中心地として知られています。この街にある“ドイツ琥珀博物館”は修道院の中にあって、1000以上もの琥珀のコレクションが展示されているんですよ。その数はドイツ最大とされています!

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芸術の国デンマーク

デンマークデンマークは、ヨーロッパ大陸と陸続きのユトランド半島と500以上の島々からなる、人口約544万人の小さな国です。

デンマークには森林や草花、湖沼がたくさんあって、美しい景観を楽しむことができます。また、デンマークは童話作家のアンデルセンをはじめ、哲学者キルケゴール、彫刻家トーヴァルセンなどの芸術家を生み出した国でもあります。

今、日本でもブームの北欧家具などを手がける、工芸や建築の優れたデザイナーも数多くいますよ。酪農も盛んなため、おいしいチーズなどの乳製品があるのもデンマークの魅力の一つですね。

ところで、デンマークが琥珀の産地ということはあまり知られていないようですね…。博物館には琥珀が展示され、琥珀を売っているお店もたくさんあります。

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琥珀といえばリトアニア

リトアニアリトアニアは“バルト三国”のうちの一つで、人口約337万人で、デンマークよりも小さな国です。リトアニアは、1990年にソビエト連邦(今のロシア)からの独立回復を宣言しました。

敬けんなカトリックの国として知られているリトアニアには、たくさんの教会があります。独自の民族文化を守りつつ、外国人も受け入れてきたため、自国と海外の文化がうまく融合しています。

リトアニアの特産品として、古くからあるのが琥珀。琥珀に関する歴史や伝説が多く残されています。琥珀製品も比較的安く買うことができるので、お土産としても人気ですよ。ちなみに、リトアニアのクライペーダ市は、岩手県の久慈市と姉妹都市になっています。久慈市については、【琥珀の産地2】をご覧ください。

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